私立大学はその名の通り、「私立」ですので、特に統一的なシステムはありません。
正直に申し上げますとまさに、好き勝手に選抜するわけです。
一般的には、文系の学部ですと「英語・国語・社会の1教科」の3教科で受験します。
理系の学部ですと「英語・数学・理科の1教科」の3教科で受験します。
中には、英語と国語だけの2教科とか、英語・国語・社会の1教科のみで試験を行うとか、そういう特殊な試験もありますし、もちろん理系ですと英語と数学だけ、数学と理科だけ、数学だけ・・・・・・なんていうのもあります。
また、慶應大学のSFC(湘南藤沢キャンパス)などは、「英語と小論文」の2教科のみで選抜していたり、「小論文」を課す大学が増えてきたのが最近の傾向といえるでしょう。
また、国公立試験でほぼ必ず受けないといけないセンター試験を「利用して」大学入試を行うところも増えてきています。
とはいえ、実際、私立大学にとってこの「入学試験」というのは一番の収益源なのです。
一人が1回受験するごとに35000円ぐらいの受験料を支払ってくれるのです。
1000人が受験すればそれだけで、大学に3500万円のお金が入ります。
だからこそ、大学側としてみればできるだけ多くの生徒に、なんども受験機会を与えたいと考えるわけです。
1000人の定員を一発入試で決めるのではなく、100人ずつの定員で10回のチャンスを与えれば、1人につき何回も受験することになります。
A方式、B方式、M方式、F方式だの訳の分からない名前をつけて、とにかく何度も受験させようとします。
センター試験利用もまさにそれです。
しかも、センター試験利用は、受験生にとっても楽なので(なぜなら、私立用の勉強をする必要がないから)、みんな気軽に応募します。
すると当然、合格点が跳ね上がります。
例えば、慶應大学の法学部のセンター利用だと、毎年98%以上の得点率が必要だったりしますし、一般的に90%近い得点率がないと上位の大学には合格できません。
よって、センター試験利用はあくまで「おまけ」と考えた方がよいと思います。
といっても、なかなか心情的に受け入れることができないんですよね。
だから、個人的には「おまけのセンター試験利用」は、やめた方がよいのではないかと思っています。凹むだけですしお金がかかるだけですから・・・・・・。
たまたま良い点数を取れたら、まぁ出してみるか・・・・・・ぐらいの感覚でいるのが良いです。
あと、基本的に模擬試験は「センター試験型」ですが、根本的に私立大学の試験形式とは違うので、ハッキリ言って模擬試験の合格判定ほど私立大学受験であてにならないものはありません。あくまで目安や気休め程度にしかならないので、私大を目指している人は、模擬試験でE判定だったからと言って諦める必要は一切ないですし、逆にA判定だからと慢心するのは愚かなことだと言えます。


