大学よりも高校時代の友達の方がのちのち深く付き合うとよく言いますが、実際そのとおりで、「高校生」という多感な時期に協力したり喧嘩したり恋愛したりした仲間はいまだに大切です。
なんで急にニュージーランドの思い出話かというと、昨日「野球の全国大会」の話を書いたからで、また連日甲子園の話題が気になっているからでもあります。
僕が今までで唯一「全国大会」に出場したのがサッカーという競技です。いわゆる"インターハイ"なのですが、日本ではなくニュージーランドのインターハイ(笑)
日本のインターハイの場合、都道府県単位の短期間でのトーナメントで優勝校を決めて、全国大会をトーナメントで争うじゃないですか?野球・サッカー・ラグビーなどは少なくともそうだと思います。
ニュージーランドの場合、これまたイギリス風で、まず一年間かけて各ブロックでホームアンドアウェイ方式のリーグ戦を行います。そして、代表をリーグ戦の結果で決定し、全国大会が開かれます。そこでも一次予選・二次予選がリーグ戦で行われ、その後に決勝トーナメントという流れなのです。ワールドカップと同じですね。
オークランドという都市は、ニュージーランド全体の3分の1の人口を占めているので、他の都市よりも代表を多く輩出できるんです。
で、リーグ戦自体は、プレミアリーグ・一部リーグ・二部リーグ・三部リーグという風に4つに分かれています。
それぞれ10数校が所属し、その年の結果で上位リーグに進出したり、下位リーグに落ちてしまったりするわけです。そして、オークランドではプレミアリーグの上位4校が、南島のクライストチャーチ(http://www.hakuyo.com/nz/south/c.church/cchurch.html)で冬に行われる全国大会に進出できるのです。
僕がいたAvondale Collegeは、オークランドのプレミアリーグに所属していました。
そこで1年間(実際は半年程度?)ホームアンドアウェイ方式で戦い、最終的にプレミアリーグで3位とかだったと思います。
ニュージーランドとイギリスの友好企画みたいなので、イギリスの元超有名選手がコーチとして招聘されていたりして、なかなか普通では考えられない経験をしましたし、人脈を広げることができました。
長期間にわたってリーグ戦を戦うと、怪我をする人が出られなかったり、好不調の波がでたりするので、メンバーを大幅に入れ替えたり、いろんな戦術を真剣勝負の中で試せるので、多くの部員が公式試合に出場することができるし、「勝ち点」に対する意識なども植え付けられます。たとえば、今回はアウェイだから引き分けにいかに持っていくかをコーチや選手は考えて、メンバーを組んだり戦術練習をしたりするんですよね。
こういうのを中学校の部活から行っているわけです。とはいえ、ニュージーランドの場合、基本的に運動能力や身体能力が高い人は『ほとんど』ラグビーもしくは格闘技に行くので、サッカーという競技のレベルはそんなに高くありません。でも、サッカーを国技としている国ではこれらの方式は当たり前なのでしょう。
ワールドカップで日本サッカーが勝てるようにするためには、いわゆる「引き分け」上手、「時間引き延ばし」上手にならないといけないといわれていますが、日本のサッカーは学生のうちから「勝つための」サッカーしかできません。なぜなら、トーナメント方式"オンリー"だからです。
日本のサッカーが、ワールドカップで勝てるようにするには、本当の意味で「リーグ戦」になじませないといけないんじゃないのかなーと思ったりします。
そういえば、マイミクのBさんが日記で矢沢栄吉氏の本から引用して、「人生はリーグ戦」という内容を書かれていましたが、日本の社会構造として現在"トーナメント"だと思っている人が多いんじゃないかと思います。
つまり、学生時代にドロップアウトしたら「敗退」であり、また大人になって一度でも失敗したら「敗退」……そう思っている人が多いんじゃないかな〜と。そして、そういう「空気」があるからこそ、そういう意識を持っていないと「いけない」と子供たちも思ってしまうんじゃないか……なーんて考えたりします。
自分たちが不調の時はいかに引き分けに持ち込むか、相手が有利のときにはいかに引き分けに持ち込むか、自分たちに好条件のときには大勝する、自分たちがベストメンバーでないけどホームのときには、うまくごまかしながらでも勝つ……そういう「考え方」を日本にそろそろ導入する時期なんじゃないかと、そのためにはスポーツから変えていくのっていいと思います。
ところで、ニュージーランドの格闘技事情ですが……やつらは半端ないです。
レイ・セフォー、マーク・ハント、マイティー・モーなどで有名になりましたが、僕は今から10年以上前に知っていました。
ニュージーランドの格闘技のレベルは半端ないぞって。 身体能力と精神性が強い。そもそも骨格が違うんですよね。 基本的に、マオリ族・トンガ族・サモア族の方々は、ほぼ全員がマーク・ハントの体型をしています。
普通は、たとえば日本人だからと言って全員が全員胴長短足というわけではないですよね?全体の2割ぐらいは八頭身の人だっているわけです。
ギリシャ人が全員彫刻のような顔立ちをしているかというとそうでもない。全体の4割ぐらいはひどいものです。
ところが、ポリネシア・ミクロネシアのやつらは違います。 9割9分あの体型。というか、あの体型以外の人と見たことがない。
しかも戦闘民族だから気が強いのなんのって……
http://www.youtube.com/watch?v=-_BCKZqDLUM
↑このオールブラックスで有名な「Haka」を見ても分かりますが、これはもともとマオリ族の戦闘前の儀式です。
白人の代表選手とマオリ系(ちょっと黒っぽいひと)の代表選手では体型が違うのが見て取れます。
良くキックボクシングの部活の練習に駆り出されて、マオリやトンガ、サモアの人と稽古しました。
スパーリングでハイキックをもろに入れたり、カウンターで顎を砕くぐらいの勢いで殴っても、「お前、それ、本気?」とか言われる始末。
効いてない訳じゃないんだけど、ぐらつくことすらないし、強気なコメントされるからイラッときます。
しかもこいつらはこんな体型をしているにもかかわらず、やたらとスタミナがあるんですよね。。。相撲取りとは違うんです。
これはきっとラグビーのせい?と思うのですが、これだけ体重があれば、スタミナ切れしそうなもんなのですが……全然です。
個人的には、アフリカの黒人よりもマオリ・トンガ・サモアなどの人たちの方が明らかに格闘技に向いています。肉弾戦になったら絶対勝てない。
あの巨体でブンブン振り回してくる相手の攻撃をよけ続けてカウンターでどれだけ攻撃しても、平気で突進してくるわけですよ。これほど嫌な相手はいません。こっちは一発でも当たったら吹っ飛びますからね……。
http://jp.youtube.com/watch?v=3-bjEP0uE_A
↑外国人選手のパワーはすごいです。
ちなみにやつらにはなぜか金的が効きません。
実証済みです。(彼ら自身も"自分たちには金的はきかない"というので、何度かけってみたことがあります。もちろん、許可を得て)
素手素足で頭突きや間接などもすべてありという条件ならまた戦い方はあると思うんですが、少なくとも「格闘技」において彼らの"センス"にはなかなか勝てないような気がします。
まぁ、そういう訳で、ニュージーランドはお勧めですね〜。(なにが?)


